シナリオ書いてて思うこと~その2~


(前回からの続きです)


さて、橙は人の数だけあるんだ!

自由でいいんだー。

……と開き直ってシナリオを書いた結果、出てきたのはこちら。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

橙「う……あ……」

橙(ま、負けた……)

魔理沙「いっちょあがり!」

魔理沙「そんじゃ、借りてくぜ~」

橙(う、私のお茶碗……)

橙(くそ……ちくしょう……)

つっぷしたまま、橙は涙を堪え切れなかった。

力を貰ったのに。

藍さまに貰った力なのに。

これじゃあ私は、なんのために八雲にいるのか……!

魔理沙「ん~、なんだか私が悪者みたいだな。大丈夫だって、ちょっと借りていくだけだし」

魔理沙「それにお前、なにか勘違いしてないか?」

魔理沙「借り物の力で、私に勝てるとおもったか?」

橙「――な」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うーん、ちょっと重いかな?

あと長いね(汗


まぁ、確かにこんな橙もあってもいいかもしれませんが

・一般的なイメージからずいぶん離れてしまうということと

・今回のゲームは、さほど暗くならないようにしたい、ということもあって

下記のような感じに訂正です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

橙「や、やられたぁ」

魔理沙「いっちょあがり!」

魔理沙「ふうっ。まーったく、なんで急に襲い掛かってきたんだ?」!

魔理沙「相変わらず、藍の式に頼りっぱなしだな」

橙「藍さまの、式に……?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

軽い。短い。
いい…かな!?


改めて考えてみると、過去はこういった「キャラクターが違うかな?」

って理由での書き直しを、あまりしていなかったと思います。


オリジナル小説なら、「そういうキャラだから」って言ってしまえば

終わりですし、あえて変えることは無かったのでしょう。


ただ今回は二次創作ということで、こういった形での

キャラ補正が必要になってくる。


そういった制限があることが、かえって作品を良いものに
してくれるんじゃないかなーと思います。
これはシナリオだけじゃなくて、ゲーム全体について、そう思いますし
そこが、二次創作の面白さなのかな、と感じています。


ではまた次回!


※画像は開発中の物です。

シカクゲームズ

同人ゲームサークル「シカクゲームズ」のブログです。 秘封フラグメントのヒントは右上のボタンからどうぞ。